よくある質問

Q.鍼治療は痛くはありませんか?

A.病院などで受ける注射のようにとても痛いものではありません。
鍼治療というと”痛い”というイメージをお持ちの方が多いと思いますが、体質や鍼に対しての敏感さなどに応じて、鍼の太さ、長さ、手技を変えて治療します。
刺すときに、軽くチクッとした感覚があるかもしれませんが、慣れると鍼を受けながら眠ってしまう患者さまもよくいらっしゃいます。
ただし、痛みの疾患の場合はあえて鍼で患部を響かせる(効いてる!という感じの痛みのことです)場合もあります。
トリガーポイント治療といって治癒に必要な痛みになります。

Q.施術者はどんなひと?

A.鍼灸治療を行う施術者は、全員国家資格保有者ですので安心してご来院ください。
曜日、時間帯で施術者が違います。
施術者の指名もできますので、スタッフページを参照して受付時間で施術者の出勤時間帯をご確認の上でご予約ください。

Q.鍼灸には副作用がありますか?

A.副作用はほとんどありません。
治療後に瞑眩(めんけん)反応という、軽い体のだるさや眠気、ほてり等が生じる場合がありますが、症状が好転していく際の反応です。
当院では、経験を積んだ鍼灸師が治療にあたっており、治療の度に患者さまの症状、体質、体調にあわせてツボに対する刺激を変えてます。
子どもから高齢者まで、安心して治療を受けることができます。

Q.どれくらいの頻度で治療を受ければいいですか?

A.症状や目的によって変わります。
痛み等の症状が強い場合は間隔を空けずに数日続けたほうが効果的です。
難病や慢性疾患の場合は、週1~2回の場合が多く、健康管理、病気の予防などは月1~2回で良い場合もあります。

Q.妊娠中に鍼灸をしても大丈夫ですか?

A.体調や妊娠時期にもよりますが、鍼灸は母体や胎児への副作用がないため妊娠中の女性や投薬治療ができない方に適しています。
鍼灸によってつわりが緩和されたり、流産を予防する効果も期待できます。
また、逆子治療にも効果があるといわれています。
ただし、妊娠していることは施術者に治療の前に必ず伝えてください。

Q.エイズや肝炎などの感染症が心配です。衛生面はどうなってますか?

A.当院で使用する鍼はすべて使い捨てのディスポーザブル鍼であり、施術者自身も消毒を徹底しているため感染などの危険はほとんどありません。
それでも不安な方には医療用グローブをして施術をすることも可能です。
施術者にご相談ください。
また、お灸は火傷の心配が無く煙の出ないものを使用しております。

Q.痛みの緩和以外に、どんな症状に効果がありますか?

A.鍼灸は肩こり、腰痛などの痛みに対する治療法とイメージされがちですが、ストレスからくる様々な症状(めまいや動悸、頭痛、肩こりなどの自律神経失調症状)の改善に大変有効であるといわれます。
うつ病に関しては心療内科など西洋医学との併用治療がより効果的です。
また、更年期障害に伴って起こる様々な不定愁訴を緩和することにもっとも適してる方法の一つです。

1997年にアメリカ国立衛生研究所(NIH)から、鍼灸治療の疾患に対する効果とその科学的根拠を認める見解が発表されています。
有効性がある疾患には次のものがあります。

【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分泌系疾患】
バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰嚢
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴り・難聴・メニエール病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科系疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児ぜんそく・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善

※上記疾患のうち「神経症・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腰痛」は鍼灸の健康保険の適用が認められてます。

Q.健康保険は利用できますか?

A.条件が合えば利用可能です。各コースの施術費から保険適用分として1000円割引いたします。
慢性の痛みやしびれを主訴とする症状が適応症です。

保険治療の流れ

1.まず、当院へご連絡ください。症状やお持ちの保険証等の確認をさせて頂きます。
2.保険治療が適応と判断される患者さまに、当院で同意書を発行します。
3.同意書を持ってかかりつけの病院等へ受診して、医師の同意を得ます。
4.次回来院時に、医師に記入して頂いた同意書と、保険証等と認め印をお持ちください。
5.保険治療が始まります。